豊胸手術は外見から見極められることはある?
理想の豊かなバストを手に入れることのできる豊胸手術ですが、高額を投資したものの外見から見極められてはたまりません。すべての豊胸でバレるというわけではありませんが、仰向けの状態で横たわったときに不自然になったり、些細といっても傷跡が残ったりするのでその点は注意です。
無防備に仰向けになると不自然に見えることはある
豊胸手術は異物となる挿入物を手術で入れることになりますので、ある程度の柔軟性はあっても、本物の胸の脂肪のような柔らかさはありません。横たわる際に仰向けになったとき、異物入りの胸は見た目にも不自然になりがちです。
天然の胸ならば仰向けになると、自然に胸の脂肪はサイドに流れるため、大きな胸を持つ人でも若干平らになります。ところがシリコンバッグの入った胸は、中で形を大きく変えることはないので、仰向けになっても脇や背中へと脂肪のように流れることはありません。
立っているときや座っているときと変わらず、しっかりとした形を維持している状態です。明らかに見た目にも不自然であり、流れる脂肪とは違い横たわって寝ていても、シリコン入りの胸は変に立ったままになります。
自宅のベッドで深夜眠っているときに限定することなく、海のビーチやプールサイドのチェアで横たわったときにも、温泉でリラックスしたときなどでも関係はありません。近年自然に流れやすいシリコンバッグも登場はしているものの、完全に天然の胸のようになることはありません。
皮膚に小さな傷跡が残ることがある
手術後の跡は時間とともに目立ちにくくはなりますが、それでもメスを入れて縫い合わせる手術をすると、小さくても必ず残ってしまいます。医療技術は発達していて医者たちの腕もメキメキ上がっていますが、それでも一度切り切開して縫い合わせた皮膚を完全に元通りにすることはできません。
できるのは時間をかけて目立ちにくくするのを待つことだけ、できるだけ目立たない部位からの挿入をしますが、それでも傷跡が人の目に触れないとは限りません。わきの下や乳房下とか乳輪周囲などからシリコンバッグを入れますが、どの部位であろうとも傷跡はどうしても目立ってしまいます。
滑らかで綺麗な白い肌の中に、ポツンと不自然な傷跡があると、人の視線は集まってしまうのは仕方がありません。真冬など完全防備のスタイルなら気が付かれませんが、海やプールなど水のレジャーのときには水着を着用しますし、温泉に入る際にもよくよく見られれば気が付かれることはあります。
シリコンバッグはレントゲンの撮影で写る
健康診断などではレントゲン撮影をすることもありますが、豊胸手術をしたらレントゲンにも注意が必要です。撮影ができないわけではなくシリコンバッグを挿入することで、レントゲンに異物として写るためであり、それは体内に元々ある組織ではないためでもあります。
胸元あたりに白いボヤッとした影のように写りますが、はっきりとではなく半透明です。豊胸をしていることは撮影をする前に、すでに気が付かれる可能性もあります。毎日のようにレントゲン撮影をしているレントゲン技師ですから、些細な違和感なども察知しますし、普通の人なら気が付かないことも気が付きやすいです。
撮影をする際には板に胸を押し当てることになりますが、脂肪みたいに広がらないのもシリコンバッグであり、胸はピッタリ板につかないため気が付かれます。健康のことは気になるけれどもレントゲンに移るのは抵抗があるなら、豊胸といってもヒアルロン酸注入や脂肪注入豊胸も選択肢の一つです。
完全に常に自然な形状を維持できれば最高ですが、豊胸手術に成功をしても外見から見極められることはあります。立っているときとほぼ同じ形を横になってもキープしてしまいますし、ビキニなどの着用をしたとき、わきなどに傷があれば気が付かれるかもしれません。医療機関を利用する際にも、レントゲン撮影をするときには異物が写ります。シリコンバッグ豊胸はサイズアップの願いは叶えますが、周囲から気が付かれる可能性もあることを知っておくことです。