豊胸手術の施術の種類は?
バストのサイズが小さい、加齢などで垂れてしまった、バストが離れているなどバストの悩み・コンプレックスは、同じ女性でも全く異なります。このようなバストの悩み・コンプレックスを解消できる「豊胸手術」には、どのような施術の種類があるのかチェックしてみましょう。
5カップのバストアップも夢じゃない「バッグ挿入法」
「バッグ挿入法」は人工シリコンをバストに挿入して、バストのサイズをアップしたり形を整える効果を発揮する施術です。挿入するシリコンの大きさによって、1カップから5カップ程度バストアップすることができます。大幅にバストを大きくすることができるので、バストのボリュームが少ない・・という悩みを抱えている女性に特におすすめです。
挿入するシリコンには色々な種類がありますが、現在はコヒーシブシリコンというタイプを使うクリニックがほとんどです。コヒーシブシリコンはとても安全性に優れている素材で、万が一強い衝撃がバストに加わった場合でも、シリコンの中身が流れ出るということがありません。
触り心地も自然なバストとほとんど変わりが無く、ナチュラルにバストアップできることから、バッグ挿入法では、コヒーシブシリコンが多く選ばれています。また、同じシリコンでもラウンド型やアナトミカル型など種類が豊富で、理想のバストを作り出すことができる点も、バッグ挿入法の魅力です。バストのサイズアップだけでなく、バストの形を整えたり下垂したバストを持ち上げるといったことも、バッグ挿入法で行えます。
自分の脂肪でバストアップできる「脂肪注入法」
自分のお腹についた脂肪を見て「この脂肪がバストに移動したら・・」と、考えたことがある人も多いのではないでしょうか。豊胸手術の1つ「脂肪注入法」であれば、自分の脂肪を使ってバストアップすることが可能です。脂肪注入法はお腹やお尻など身体についている余分な脂肪を脂肪吸引で取り除き、その脂肪をバストへと注入するという施術を行います。
自分の脂肪を使ってバストアップするので、見た目はもちろん触り心地もとても自然です。また異物を身体の中に入れないので異物反応が起こり難く、安全性の高い施術法とも言われています。採れる脂肪の量などで異なりますが、脂肪注入法の場合は0・5カップから1カップ程度のバストアップが可能です。
バストアップできるだけでなく、ボディラインを整える効果も発揮する点も脂肪注入法の魅力と言えるでしょう。気になる脂肪をバストに移動するような形となるので、ボディラインを美しく整えることができます。バストアップと同時に部分的に、サイズダウンしたいと考えている人に脂肪注入法はおすすめです。
プチ整形でバストアップ「ヒアルロン酸注入法」
美容整形の分野ではメスを使わないプチ整形が、どんどん誕生しています。豊胸においてもプチ整形でバストアップが可能です。メスを使わない方法でバストアップしたいと考えている人は、「ヒアルロン酸注入法」を検討してみましょう。
ヒアルロン酸注入法は文字通り、ヒアルロン酸をバストに注入してバストアップするという施術法です。弾力性のあるヒアルロン酸を注入することによって、1カップ程度のバストアップができます。ヒアルロン酸を注入する部位を変えれば谷間を作ったり、バストの外側にボリュームを作るなどバストのデザインメイクも自由自在です。注射での簡単な施術ですので傷跡が残るリスクが無い、ダウンタイムがほとんど無いという手軽な点が、ヒアルロン酸注入法のメリットです。
豊胸手術には大きく分けてバッグ挿入法・脂肪注入法・ヒアルロン酸注入法という3つがあります。それぞれの施術法によって、施術の内容だけでなくどのくらいバストアップできるのかという点も異なるので、自分に合った方法を選ぶということが大切です。